こんにちは。三代目の幹大です♪ 雨上がりですが暖かい朝を迎えております。
12月3日のブログにてご紹介させていただきました「接木苗」ですが、実際の作業は2月頃より始まります。
作業前の大切な準備は、接木した椿を植える「接ぎ床-つぎどこ-」の土づくりです。

耕運機を使い何度も耕し、有機肥料をすきこみながら肥沃な大地を作ります。
有機肥料には微生物が含まれており、活性を促すことで肥えた土に育てることができるのです♪

写真の苗木は2月に接木をして元気に成長している椿です♪(鉢の上に見える黒丸は庭木の肥料です。)
椿に限らず植物は根が命です!台木の山茶花(サザンカ)はびっしりと根を張りますので、その上で育つ椿も生き生きと成長します(^^)
良いつばき作りは良い土づくりから始まります!これからも接木に関する情報を発信していきますのでご覧ください♪
こんにちは。三代目の幹大です♪ 今日は少し長いブログになります!
農園見学でよくある質問の一つに気付きました(^o^)
「つばきは鉢植えで育つのですか!?」「椿は庭に植える植物では?」
答えは「鉢植えで育ちます。」「鉢植えのほうが良い事もあります。」
そして、椿園のオンラインショップにて販売しております椿は、鉢植え育ちが9割を占めます!実は、無理やり鉢で育てているわけではありません。椿は鉢植え育ちが大好きな植物なのです。(もちろん庭植えでも育ちます♪)
一度でも育てたことがある方には分かる植物ですが、椿は【成長が緩やかで、なかなか大きくならない】という特徴を持っています。また、数本程度育てるだけでは虫が付くこともほとんどなく、管理も水と年二回程度の肥料だけと簡単です♪
そして、販売している椿の苗木には「挿木と接木」があります。※育て方のページへ移動
販売している12㎝ポット接木苗の写真。(左に伸びる一本は山茶花の台木です(^^;)このあと幹元から切りました!)
山茶花は「根っこ」の量が椿の倍以上であり、椿を接木するメリットは①花付きが良い。②台木の山茶花(サザンカ)は根が丈夫でどのような土壌でも育つ。③枝がたくさん出るので切り花にも利用しやすい。④植え替えても弱らない。などなど、良い事ばかり!
※接木椿の販売ページへ移動
特に、お茶席や季節のお花として用いる「切り花や切り枝」として利用したい、いつかは庭に植えたいなど「環境が変化しても対応できる強さ」は魅力です。将来的に鉢植えで育てようと考える方も接木苗を選ぶメリットは大きいと言えます。※花が大きい品種や花付きの良い品種など、接木椿でないと花が咲いた後に弱る場合もあります。
ご飯をしっかり食べられる体づくりが必要なように、つばきも水分と栄養をしっかりと吸い上げられる根を育てることはとてもに重要です。
椿園は椿の苗木から古木までを専門に生産・販売としており、鉢植えでも庭植えにしても根付いて育つ椿を生育管理しております。販売している苗木は全て「花付き」ですので、到着したシーズン中に花を楽しむことができます。(早咲き種などで開花が終わっている場合はごめんなさい。)
ご不安な点やご不明な点は、お電話(0587-97-0641)やメール(info@satotsubakien.com)にてお気軽にお問い合わせください。生産農園を見学して、実際に苗木を見て、選んで購入することも出来ますよ~(^^)
また、FAXでもお問い合わせやご注文を受け付けております。【FAX送信用紙ダウンロード】
最後まで読んでいただきありがとうございます。これからも椿の専門店「椿園-つばきえん-」をよろしくお願い申し上げます。
こんにちは。三代目の幹大です♪
今シーズン多いご相談は「育ててみたいけど毛虫の発生が心配です。」や、
椿の花は大好きなのですが「茶毒蛾-チャドクガ-」が怖くて育てる気になれません。
などなど、害虫発生を心配される声です。
それではまず、次の春5月頃に発生する予定の「チャドクガの卵」を探します。椿の葉の裏に茶色の綿みたいな物が付いていませんか?鉢植えで育てられている方は鉢を持ち上げ下から見てみましょう!
はい、ご覧ください。こちらです。
この状態は「卵」ですので痛くもかゆくもありません!今こそ防除の時です。
葉の裏を爪でこするようにすると、ポロリと取ることができます。
無事に取ることができました♪これで春のチャドクガ発生は無くなったわけです!
そして綿の裏がこんな感じで孵化を待つ「卵」です。
その場に捨てても良いですし、ゴミとして捨てても大丈夫!葉の裏から水分をもらって生きていますので取ってしまえばサヨウナラです!!
このように、鉢植えの苗木でしたら簡単に見つけられますし、庭植えの椿でも木の下から見て探すことができますので是非参考にしてください。
また、鉢植えで育てる椿や、数本程度の庭植え椿ではそれほど虫に困る植物ではありません。
椿園の「育て方」のページにもあるように、椿に限らずどのような植物も「風通しを良く育てる」ことで虫の発生や病気の発生を予防することができます。
このブログでも「チャドクガ予報&発生しました!」などなど最新の害虫発生状況もお知らせしています♪(椿の咲き終わる春のお話ですが。)
椿の購入に迷われている方、虫がまだまだご不安な方など、メールやお電話にてお気軽にご連絡くださいね(^^)
これからも椿園をよろしくお願いいたします。