椿【春曙光・しゅんしょっこう】咲き始めています♪

みなさんこんにちは!椿園の佐藤です。 寒さの底は過ぎたようで、ここ数日暖かさも感じる日々を迎えています(^^)

生産農園では明るい花色が特徴的な【春曙光・しゅんしょっこう】が咲いていました♪

明るい花色で花弁のグラデーションも美しく、葉の波打ちもなく艶もよい品種です。

八重咲ではありますが、蕾がしっかり膨らんでから花弁が立体的に花開く特徴があります。

まだまだ寒が強く花が少ない2月上旬に咲き始めるこの特性を生かして、蕾のふくらんでいる時だけお茶席に用いられることもある椿となっています。

成長した木姿はプロから見ても「木のバランスが良い」と感じており、園芸品種の中でも特に育てやすい一本です。

花の名は清少納言の「枕草子」にある「春はあけぼの。やうやうしろくなり行く…」に由来するとのことです。

本日もブログをご覧いただきありがとうございました!

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。