こんにちは。半月以上の長雨で一品商品が掘り上げできずに悶々とする10月でしたが
天気の良かった昨日と一昨日、ようやく椿畑での作業が再開できたところです。
一本一本掘り上げ→生産農園ハウスの作業場で鉢上げ→掘り上げ。。。繰り返しています。
残念ながら雨となった本日ですが、生産ハウスにて掘り上げた椿を鉢に上げています!
掲載まではもう数日お待ちください。樹勢のとても良い、素晴らしい椿を準備中です♪♪
掘り上げ作業直後には必要な枝・将来欲しい枝は残して、樹形をやや整えます♪
写真の時、掘り上げた椿をみて「ええ木(良い木)だな~」と言っていた所です(笑)
掘るだけなら一時間に100本以上も可能です。。。。ですが、そこは椿の専門店である椿園。
椿一本一本の樹形・枝振り・花の数・根の状態まで、木の状態をしっかり見極めて掘り上げていきます。
今年掘り上げない椿は一時的にそのまま放置し、新しい畑に植え替えする事となります♪
お客様のお庭やご自宅で育つ椿、花が咲いて笑顔になれる素晴らしい椿をお届けします!
椿園オンラインショップで販売している椿園農園生産の椿をどうぞよろしくお願い申し上げます。
こんにちは。苗木をお買い上げの方や植え替えご検討の方へのおススメです♪
園芸品種の椿は成長が緩やかで樹高や木の幅も大きくならないことが特徴です。
(※園芸品種とは、野山に自生しているやぶ椿ではなく品種交配された椿や
品種名の付いている椿の総称です。)
それと同じく根の成長も遅いので、植え替えも二年~三年に一度で大丈夫なのです!
当社で販売している植え替えセットや生産に使用している椿専用の培養土は
椿の生育に最適な配合ですので椿の植え替えにはもちろんおススメですが、
他の草花や、庭植えする時などに混ぜ込んでも良い培養土になっております。
椿を植え替えをお考えの際は是非とも使ってほしい商品です(^^)
こんにちは。椿の特徴の一つ、それは「桜のようには開花しない」という性質です!
園芸品種椿の花は吉野桜のように一斉に咲いて一斉に散る訳ではありません。
一つ一つの花が順番に咲いては「ポトリ」と美しく散っていきます(^^)
それが花の説明に付いている「開花時期」や「開花期間」「花期」と呼ばれる期間なのです。
日本の椿シリーズ、本日は「常満寺-じょうまんじ-」をご紹介します。
花の開花時期:新春2月頃より4月まで花が咲きます。
花の特徴:鮮やかな桃色、一重で大きな筒状に咲きます。中輪~大輪花で花径は5㎝~9㎝程度です。
常満寺椿の特徴と歩み:関戸太郎庵の種子より生まれた椿で愛知県犬山市の常満寺には
今も原木が存在しています。母樹である関戸太郎庵より花のサイズは大きく、
立派な大輪(10㎝程度)で咲くこともあります。
花形は親である関戸太郎庵や太郎庵に似ていますが、サイズは親より大きく立派な花です。
蕾が大きくふくらむ花姿も素敵であり、茶席に用いられる茶花として太郎庵の系統は
現在でも重宝されております。
<太郎庵系統図>
※椿園初代園主出版の「日本の銘椿」より掲載しております。
椿園の生産農園では椿の血統と品種をしっかりと守り継ぎ、花と品種が一致する
間違いのない椿の苗木をお客様にお届けしております。
親木の管理をしっかりと行い、何百年も前からこの花が咲いていたと思える喜びも一緒に
お楽しみくださいね(^^)