椿の歴史や文化・名所など、思いにふけるカテゴリ「徒然なるままに」スタート♪

2019/12/14 カテゴリ:

こんにちは。椿の花をご紹介すると共に、椿の歴史や文化・名所などなと、三代目の幹大が思いにふけるカテゴリとして「徒然なるままに」を始めました♪

毎日書いているブログの中で、花にまつわるエピソードや文化的発信をする場合にこのページにも表示されるようになります(^^)

椿にまつわる情報サイトの発信源となれれば幸いですので、よろしくお願いいたします。

椿 白鶴-はくつる-お茶席に飾りたい白椿♪

2019/12/14 カテゴリ:

こんにちは。 三代目の幹大です♪

朝の気温は2℃。生産農園でも霜が降り、本格的な冬の訪れを感じます。

本日は写真撮影からスタートです(^^)

白鶴-はくつる-

茶事にこのような花が飾られていたら素敵だな...と素直に思って撮影しました。

お茶席にはその時期に咲く花を使います。白く丸い蕾は大きく膨らみ、深い緑色の葉は「冬ざれ」に生命の力を与えてくれます。

冬ざれや 伊吹おろしに 咲く花よ

たまたま知っていた言葉で俳句を読んでみました(笑) 岐阜県にある伊吹山から吹きおろす「伊吹おろし」は、この地方の冬を表現する言葉の一つです。厳しい寒風の中、一輪をしっかりと咲かせる椿が大好きな三代目でした♪

PS.俳句読んだことありませんので優しい目で見てあげてください(笑)

鉢で育てる「椿-つばき-」と「接木苗」の魅力♪

2019/12/03 カテゴリ:

こんにちは。三代目の幹大です♪ 今日は少し長いブログになります!

農園見学でよくある質問の一つに気付きました(^o^)

「つばきは鉢植えで育つのですか!?」「椿は庭に植える植物では?」

答えは「鉢植えで育ちます。」「鉢植えのほうが良い事もあります。」

そして、椿園のオンラインショップにて販売しております椿は、鉢植え育ちが9割を占めます!実は、無理やり鉢で育てているわけではありません。椿は鉢植え育ちが大好きな植物なのです。(もちろん庭植えでも育ちます♪)

一度でも育てたことがある方には分かる植物ですが、椿は【成長が緩やかで、なかなか大きくならない】という特徴を持っています。また、数本程度育てるだけでは虫が付くこともほとんどなく、管理も水と年二回程度の肥料だけと簡単です♪

そして、販売している椿の苗木には「挿木と接木」があります。※育て方のページへ移動

 この写真は接木して半年後、鉢上げ前の状態です。

 販売している12㎝ポット接木苗の写真。(左に伸びる一本は山茶花の台木です(^^;)このあと幹元から切りました!)

 

山茶花は「根っこ」の量が椿の倍以上であり、椿を接木するメリットは①花付きが良い。②台木の山茶花(サザンカ)は根が丈夫でどのような土壌でも育つ。③枝がたくさん出るので切り花にも利用しやすい。④植え替えても弱らない。などなど、良い事ばかり!

※接木椿の販売ページへ移動

特に、お茶席や季節のお花として用いる「切り花や切り枝」として利用したい、いつかは庭に植えたいなど「環境が変化しても対応できる強さ」は魅力です。将来的に鉢植えで育てようと考える方も接木苗を選ぶメリットは大きいと言えます。※花が大きい品種や花付きの良い品種など、接木椿でないと花が咲いた後に弱る場合もあります。

ご飯をしっかり食べられる体づくりが必要なように、つばきも水分と栄養をしっかりと吸い上げられる根を育てることはとてもに重要です。

椿園は椿の苗木から古木までを専門に生産・販売としており、鉢植えでも庭植えにしても根付いて育つ椿を生育管理しております。販売している苗木は全て「花付き」ですので、到着したシーズン中に花を楽しむことができます。(早咲き種などで開花が終わっている場合はごめんなさい。)

ご不安な点やご不明な点は、お電話(0587-97-0641)やメール(info@satotsubakien.com)にてお気軽にお問い合わせください。生産農園を見学して、実際に苗木を見て、選んで購入することも出来ますよ~(^^)

また、FAXでもお問い合わせやご注文を受け付けております。【FAX送信用紙ダウンロード】

最後まで読んでいただきありがとうございます。これからも椿の専門店「椿園-つばきえん-」をよろしくお願い申し上げます。

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。