こんにちは、椿の育て方に関し、専門書ではなかなか書いていない事をこのブログで紹介したいと思います。
本日は「胴芽を吹く」と言う言葉の意味や現象、仕組みについてご紹介。
4月の成長期から6月の梅雨入り期までや晩秋10月~11月によく見られる成長過程で、
生育好調で元気な椿や、接木の椿にて枝数が少ない苗ほど以下の画像のような現象になります。
幹からタケノコ状の芽が発生・成長して枝になります。 肥料が上手く効いていると右上の画像のように蕾も付けます。
木の幹=胴から芽が出来伸びるので「胴芽を吹く」と呼んでいます。
大木やある程度育っている椿の枝を切り戻したりした場合もこのように胴芽を吹きます。
我々専門家としては、椿苗のボリュームを出したい時に胴芽を吹かすという事も行っております。
ご質問・もう少し教えて欲しい等はメールでよろしくお願い致します。
こんにちは、暖かい無風の本日でしたが最近花粉症がピークで風邪のような症状です(T_T)
今日は夏に挿木した苗の鉢上げをしておりました。各品種元気に根が出ており、ここまで順調です。
根がしっかり出ているか、新芽が出ているか、葉の状態は良いかなど、厳しく確認して
当園では9cmポットにやさしく植え込みます。
植え替えた直後~一ヶ月が活着の勝負で、少し日差しを和らげる寒冷紗や潅水頻度など、苗の状態を見ながら管理。
椿は生育の初期段階で失敗するとほぼ成長できず枯れてしまいます。
販売している12cmポット苗になるまで最低約三年、大切に育てて出荷しています(^^)
椿の開花シーズンは5月中旬程で終りますが、今後も佐藤椿園をどうぞよろしくお願い致します。
こんにちは、今日は風もなくポカポカ陽気でした(^^)当園農場の椿はGW明けまで咲いております!
生産農場では2014秋以降に出荷する苗の植え替え、肥料、草取りが着々と進んでおります。
そして昨日のブログの続き、椿の育て方について今日はポットのサイズアップ!
-植え替え前のワンポイント!-
・植え替え用土は赤玉土(小)・鹿沼土・市販の培養土をそれぞれ1:1:1でも良いですし赤玉と培養土を1:1でもOKです。
・鉢サイズは二号アップまでにしてください。(12cmポット苗でしたら18cmポット程度に植え替える)
※大きくしすぎると数年花が付かない場合もあります。椿は根があまり張りません。
・椿の苗木ポット部分を水を入れたバケツ等に沈め、しっかりと水分を浸透させておきます。
10分~30分で根全体に水が行き渡ります。
この時、根をほぐす・崩す等はしなくて結構です。
鉢底に植え替える土、または鉢底石を敷いて植え替える土を入れます。
この時、もともと地上部に出ている幹部分が隠れないように高さを土で調整します。以下画像参照。
植え替え用の土をまわりに隙間ないよう入れ、シャワーでしっかりと潅水します。
緩効性の肥料でしたらこのタイミングでおいても大丈夫です。
これで終わりです(^^) 椿は植え替えに手間が掛かりません。
ただ、植え替えて数日はカンカン照りの場所には置かず、日中数時間でも日陰になる場所に置きましょう。
優しく植え替えたとしても多少環境が変わるので木を落ち着かせましょう。
そして半年ほど待てばしっかりと蕾が付くはず。。です。ご質問やこんな事教えてはメール等でも随時受け付けます(^^)
その質問に答える形でブログで発表する場合もありますのでご了承ください。