椿の育て方 ポット苗の植え替え手順

こんにちは、今日は風もなくポカポカ陽気でした(^^)当園農場の椿はGW明けまで咲いております!

生産農場では2014秋以降に出荷する苗の植え替え、肥料、草取りが着々と進んでおります。

そして昨日のブログの続き、椿の育て方について今日はポットのサイズアップ!

-植え替え前のワンポイント!-

・植え替え用土は赤玉土(小)・鹿沼土・市販の培養土をそれぞれ1:1:1でも良いですし赤玉と培養土を1:1でもOKです。

・鉢サイズは二号アップまでにしてください。(12cmポット苗でしたら18cmポット程度に植え替える)

※大きくしすぎると数年花が付かない場合もあります。椿は根があまり張りません。

・椿の苗木ポット部分を水を入れたバケツ等に沈め、しっかりと水分を浸透させておきます。

10分~30分で根全体に水が行き渡ります。

 IMG_3745_縮小500 ポットから椿を優しく抜き出します。

この時、根をほぐす・崩す等はしなくて結構です。

鉢底に植え替える土、または鉢底石を敷いて植え替える土を入れます。

この時、もともと地上部に出ている幹部分が隠れないように高さを土で調整します。以下画像参照。

IMG_3748_縮小500 IMG_3751_縮小500 IMG_3762_縮小500

植え替え用の土をまわりに隙間ないよう入れ、シャワーでしっかりと潅水します。

緩効性の肥料でしたらこのタイミングでおいても大丈夫です。

IMG_3765_縮小500 IMG_3767_縮小500 支柱をしてグラグラしないように。

これで終わりです(^^) 椿は植え替えに手間が掛かりません。

ただ、植え替えて数日はカンカン照りの場所には置かず、日中数時間でも日陰になる場所に置きましょう。

優しく植え替えたとしても多少環境が変わるので木を落ち着かせましょう。

そして半年ほど待てばしっかりと蕾が付くはず。。です。ご質問やこんな事教えてはメール等でも随時受け付けます(^^)

その質問に答える形でブログで発表する場合もありますのでご了承ください。

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。