季節で変化する葉の色【冬越し】

こんにちは!三代目の幹大です。今日は冬の椿によくある現象を紹介したいと思います。

植物は季節により木姿や表情を変えることは皆さんご存じのとおりです。落葉樹は幹や枝だけとなり、常緑樹も冬は少し元気がない色合いになっていると思います。まさに今の季節は冬、椿も暖かい季節とは違った木の姿になっているのではないでしょうか?

冬の直射日光から身を守るため、椿も葉の表面の色を変えています。そんな事例を写真でご紹介します。

日光の当たる南側の葉です。少し茶色っぽくなっており冬越しの葉色になっています。

重なっている葉をよけると緑色です!

どの写真も病気ではありません。また、椿は病気にはとても強い植物ですので、殺菌剤等を散布する必要はありません。

冬の寒い季節になるとこのご質問が多くなることもありますので、過去ブログのリンクを貼ります(^^)

<椿の葉が赤くなる現象ブログ>

https://www.satotsubakien.com/w/archives/3775

https://www.satotsubakien.com/w/archives/7569

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。