椿 厳寒期に見られる葉の変化や症状

こんにちは、インフルエンザ社長です(笑)発症五日目、ようやくパソコンに向かえる状態となりました。

また、先日頂きましたお便りを思い出したので、今日は冬の症状に付いてお話ししたいと思います。

「12月の寒くなった時期ぐらいから西王母の葉が何か変なシミが入っています、病気でしょうか?」

メールにて画像を送って頂きました。そしたら以下と同じ状態でした。(写真は当社にある現在の西王母)

西王母_葉の症状①_縮小 西王母_葉の症状_縮小

葉に赤黒い斑が入っています。タケノコ状の新芽は元気です。

これは、寒さから身を守るための色素(アントシアニン)が葉の表面にあらわれている状態です。

寒さから身を守るために出る症状ですのでご安心を。(斑入り品種では岩根絞にもよく見られます)

また、画像右の最後に伸びた新芽には入っていませんが、寒さが続くと若い芽にもこの現象が現れます。

症状が徐々に改善する時期は三月頃から。夜温が5℃を上回るようになる時期ぐらいです。

例年の事ですが、二月に入ると暖かい日も続きます!花が咲き終わったらお礼肥えなど、次のシーズンへの

準備が始まりますね(^^)

椿-つばき-の植え替えには当社培養土をどうぞよろしくお願い致します!

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。