椿の敵、蜂の味方

9月に入ってから雨ばかりですね。

秋雨が巣箱も花もしとどに濡らし、せっかく花が咲いていても蜂達はなかなか蜜を集めに行けません。

今のこの時期、当園の周りには、椿以外にもいろいろな植物が花を咲かせています。

中でも私が気になっているのはこのヤブガラシ。

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ブドウの仲間というこの蔦植物は、名前の通り藪を枯らしてしまうほどの繁殖力。

手当たり次第にツルを伸ばしては周りの植物に絡みつき締め上げてしまうし、

抜いても抜いても生えてくるしつこさから、農家さんからは忌み嫌われる植物です。

しかし蜂にとっては話は別で、夏から秋にかけて蜜をもたらしてくれる貴重な食料となります。

当園でも椿を締め上げる厄介なやつではありますが、蜂の事を思うと中々引き抜く事も出来ず、

社長にあきれられてしまう始末。複雑な気持ちです。

 

せめて花の咲く間は存分に蜜を集めて欲しいものです・・・。

八開

 

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。